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バッテリーあがりの原因と充電方法

バッテリーあがりの原因

バッテリーあがりには様々な原因があります。

代表的な事例と回復

  1. パーキングライトの消し忘れ、メットインスペースのライト点きっ放し
    ⇒バッテリーが新しい場合は充電すればOK
  2. 長期間乗らないことによる自然放電
    ⇒放置期間が短い場合(3ヶ月程度)は充電すればOK
  3. 車両側充電装置の故障による、充電不足
    ⇒車両側修理が必要。バッテリーが新しい場合は充電すればOK
  4. 車両側配線の劣化によるリーク
    ⇒車両側修理が必要。バッテリーが新しい場合は充電すればOK
  5. 端子緩みによる接触不良
    ⇒バッテリーが新しい場合は充電すればOK
  6. バッテリーの寿命
    ⇒交換が必要です。
  7. 事故等の衝撃によるバッテリー内部故障
    ⇒交換が必要です。
寿命以外の理由でのバッテリーあがりの場合は、充電すれば再使用できるケースが多いですがバッテリーは一度あがってしまうと、充電しても以前の性能は発揮できません。2年以上ご使用になったバッテリーの場合は交換をお奨めします。

盗難防止装置を取り付けている車両

盗難防止装置を取り付けている車両は、エンジンを切っても20〜30mAの暗電流が流れています。
頻繁に乗らない場合は、こまめな補充電をしないとバッテリー上がりにつながります。

寿命の判断

オートバイ用バッテリーの平均的な寿命は?

バッテリーの寿命は使用環境により大きく異なりますが、平均すると2〜3年くらいです。ただし、降雪地などでオートバイに乗らない期間がある場合は、きちんとメンテナンスをしないと1年未満で寿命になってしまう場合があります。
エンジンのかかりが悪い。
バッテリー液の減りが早い。
充電してもエンジンのかかりが悪い。
ホーンが弱々しい。
ウインカーが正常に作動しない。

充電方法

普通充電

バッテリーの充電状態をほぼ100%まで回復させる充電方法です。
充電電流はバッテリーのサイズによって異なります。電流値はバッテリー本体に記載されていますので、必ず指定の電流値で充電してください。
本体に記載が無い場合は、容量の1/10の電流で充電してください(例:YB14L-A2の場合、容量が14Ahなので、充電電流は1.4A)。

普通充電の充電時間目安

端子電圧
充電時間
11.5V未満
20時間
11.5~12.8V未満
5~10時間
12.8V以上
必要ありません

充電状態の目安

端子電圧
充電時間
13.0V
100%
12.4V
60%
11.8V
20%
10.5V
0%

急速充電

エンジンが始動できる状態まで応急的にバッテリーを回復させる充電方法です。
急速充電は短時間でエンジンをかけることができる位まで充電することができますが、満充電までは充電できません。また、バッテリーの寿命が短くなりますので緊急の時以外は普通充電を行ってください。
充電電流および充電時間はバッテリーのサイズによって異なります。充電電流と充電時間はバッテリー本体に記載されていますので、必ず指定の電流値で充電してください。
*注意
急速充電はバッテリーの寿命を縮めますので、できるだけ普通充電を行ってください。
*充電に関するご注意!
詳細な充電方法は充電器の取扱説明書をお読みください。

  • VRLA(制御弁式)のバッテリーを充電する際は、必ずVRLA対応の充電器をご使用ください。
  • 詳細な充電方法は充電器の取扱説明書をお読みください。
  • 充電をする際は、フタを開け中にバッテリー液が入っていることを確認し、風通しのよい場所で充電をしてください。もしバッテリー液が足りない場合は、精製水(もしくは補充液)を規定量まで補充してから充電してください(補充のできないVRLAタイプを除く)。
  • バッテリーの電解液は、希硫酸です。衣服や皮膚に着かないようにご注意ください。
株式会社洛東電機

〒607-8163
京都府京都市山科区椥辻東潰29-3
TEL:075-592-4466
FAX:075-592-8297

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